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不動産投資の落とし穴、こんな物件はご用心

ビル

不動産投資という言葉がはやり始めた時に私の実姉の夫、つまり義兄が投資目的で、あるアパートの所有者になりました。
購入した当初は家賃収入だけでも相当な金額になることを見込んでいたようで、あわよくば高値で転売しようと目論んでいたそうです。
しかし、格安の優良物件を探すことのみにとらわれていたせいで、義兄はとんでもない失敗をしてしまいました。
当時、義兄は信州に住んでいたのですが、購入した物件はなんと北海道でした。
現地をほとんど確認せず、街の雰囲気や入居者の年齢層、世帯状況などを無視して購入した結果、住民トラブルや家賃滞納者の督促、その他もろもろの雑事のために自宅、職場、北海道を行き来する生活が続き、膨大な時間と費用が失われたと聞きました。
最終的に身も心もボロボロになった義兄は二束三文で泣く泣く物件を手放すことにしたそうです。
たとえ大家さんを雇っていたとしても、オーナーが顔を出さねばならない時もあります。
遠方の物件の不動産投資にはくれぐれもご用心を。